秋ですね〜2017

半年ぶりに更新です。細々と続けたいと思います。
春から今まで、想定以上に色々とあって、ブログの更新を思い出さないくらい充実した(?)時間を過ごしてました。20代、30代の頃もその時なりに一生懸命やっていたつもりだったし、(僭越ながら)自分がいなければ臨床業務は回らない、とさえ思う時がありました。今は立場が若干変わって、実務内容も自分の視野も変化し、最近では30代はまだ気楽な立場だったなあとつくづく思います。責任を負わない評論家ほど楽な立場はありません。
思えば、この地味ブログを始めたのは留学中の2009年暮れだったのでもうすぐ8年にもなります。日常的には動的平衡のつもりでも、8年間の間に動的平衡の構成要素であるハードもソフトも随分と様変わりしました。特にハード面は、テニスの後の膝と肩の痛みで実感しています。

時間が経っても変わらないこととしては、日常麻酔を積み上げていく中でしか麻酔科医としての手応えも実感も湧いてこないことでしょうか。講演や執筆の仕事を引き受けることができるのは、臨床での現場感覚があるうちだけだと思っています。一方変わったこととしては、苦手な仕事にも抵抗を感じなくなったことでしょうか。何度やってもしっくりこない仕事として〇〇インストラクターがあります。心にもないポジティブフィードバックが苦手で、毎回ストレスを感じていましたが、最近は周りが喜んでくれるのであれば、それはそれで向いているように思えてきました。依頼があるうちは頑張ろうと思います。

思えば、昨年のこの時期は人事調整に没入していましたが、僕の後任もまさに今、人事調整の荒波に揉まれています。自分自身もそうですが、世の中に完璧な人間はいなくて自分の事情が皆最優先です。結果として組織では、大なり小なりコンフリクトを必ず生じます。全員が納得する絶対解はどんなに小さな組織でもありえないので、対話を続け最適解を探し続けるしかありません。この苦悩は経験者にしかわからないので、何とかサポートしたいと思っています。後輩から以前「社会では我慢する大人が必要ですよね」と励まされたことがあります。組織にいる以上、我慢する大人としてあり続けたいものです。

寒くなって来たので、風邪と中耳炎に気をつけたいと思います。昨年はアメリカの学会直前に風邪を拗らせて急性中耳炎になり、渡米前に2回鼓膜切開しました。両側中耳炎で自分の声も周りの声もよく聞こえない中で渡米し、自分の発表の声は必要以上に大きくなり、質問を聞くときは必要以上に質問者との距離が近くなり、苦しかったのを思い出します。というかそんな状態でわざわざアメリカに行くなよって話ですが、この時はこの時で我慢が必要な事情があったのです。今となっては笑えますが。

皆さま、体調にはお気をつけて。



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# by goritousan | 2017-10-04 17:49 | 徒然

2017年度始まりましたね〜

新年度になり1ヶ月が過ぎました。2年間の人事部長を終え、教育主任へ返り咲き(?)です。18名の新人が入社し大学には13人が入ってきてくれてとても活気があります。皆、それぞれ自分の未来を思い描いていて日々刺激を受けております。若者が希望を持ち続けられる組織であるように自分なりに尽力したいと思います。
教育主任は以前も担当していましたが、この2年の間に業務量が明らかに増えた印象です。教育が重要であることは論を待たないですが業務が増える一方で教育に関わる人員数は変わらず、さらに臨床業務は未だ右肩上がりなので、大学教員という名の臨床医の負担は増える一方です。以前の経験を元にひらりひらりとかわしながら質は維持しつつ実務を遂行したいと思いますが、早く何とかしてほしいのは新専門医制度です。もう2年くらい迷走していますが、振り回される初期研修医や現場で実務を調整する側の労力をどれだけ無駄にしてきたことか。毎年毎年、この業務に時間を削られています。経済的損失は結構大きいのではないでしょうか。実態として何か変化があったとすれば、専門講習参加により学会参加者が無駄に増えたことくらいです。
臨床、教育とくれば研究ですが、今年度もお上から研究費を頂けることになりました。研究費の有無は大学教員の根幹だと個人的には常々思っているので、ひとまず安堵しました。興味深い報告ができるように今年こそ腰を据えてベンチワーク頑張ろうと思います。

春になってテニスは屋外コートでの活動が始まりました。昨年の夏にテニスを再開した時には肥満防止戦略程度の意識でしたが、魅力ある多くの仲間に恵まれ、勝ち負けにこだわる活動になってきました。つい先日、シングルスの試合に出ました。予選2試合と本戦1試合勝って、準決勝で20代現役テニスコーチと対戦しました。グリグリスピンの速いボールに対して、自分が不惑越えであることを忘れてガチで打ち合っていたら、4-5のサービスゲーム中に突然、腰と膝が笑いまくってブレークされて終戦しました。ひらりひらりとかわすテニスを始めたら?と諸先輩方に勧められますが、大人気なく打ち抜くテニスをもうしばらく続けたいと思っています。そのためには、、、と色々と戦略を練るのも最近の楽しみの一つです。
本業が忙しいほどプライベートも充実してくるというのは真理だと思います。

では、今年度もみなさまよろしくお願いします!

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# by goritousan | 2017-04-30 09:54 | 徒然

人間ドック

先日、人間ドックと脳ドックを受けました。怒涛のような毎日で心身ともにすり減った気がしていたし、研修医や若手、その他関係者との宴席もかなり増えた1年だったので、何らかの問題が見つかるのでは。。と覚悟していましたが、思いの外、全く異常なし。しかも若干高めだった尿酸値は正常化し、体重は変わらない一方で体脂肪率は5%減。頭部MRI, MRAで動脈瘤、動脈硬化も全くなく脳ドックは5年は検査しなくて良いとのことでした。
日々、手術室を歩き回っているのと、夏から本格的に再開したテニスのおかげだとは思いますが、体を丈夫に産んでくれた両親に今さならながら感謝です。ちなみにテニスは社会人クラブチームに誘われ、割とガチでやってます。メンバーの一人は元国体選手でとても刺激的です。
今年度もあと一月半。動的平衡を保って頑張ろうと思います。

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# by goritousan | 2017-02-12 12:39 | 徒然

2016年も残りわずか...

気がつけば12月も半ばになり、今年も残りわずかとなりました。
今年は本厄でしたが、本厄にふさわしい一年になりました(笑)。年始に父の病状が悪化し、3月に帰らぬ人となりました。実家を支えてくれている兄は離島へ島流しとなり単身赴任になりました(栄転ですが。。)。親族の不幸や大病が続きました。実家で長年溺愛してきた愛犬達も天寿を全うし、父亡き後、母を癒してくれていた子猫も先日突然の交通事故で夭逝しました。そして、僕の論文はリジェクトが続いています。論文以外は、自分の力で何とかできたわけではないですが、自分の本厄を周りの人が受けてくれているようで、無力さと自責の念と対峙した一年でした。心に澱が蓄積していく一方で、仕事では多くの機会や仲間に恵まれ、多忙に身を任せることでバランスを保つことができたように思います。本当に精神的にきつい時に集中すべき仕事があったことは幸運でした。諸事において支えてくれた家族や友人、同僚達に感謝です。
仕事の中でも大きなウェイトを占める人事調整もようやく目処が立ちました。全ての仲間が幸せな生活を送れるように、所属している組織や地域医療を維持できるように、と自分なりに調整してきましたが、全ての人が納得いく答えを出すことは極めて困難でした。何名かの同僚からは反発も受けましたが、話し合いを重ねて最後は受け入れてくれました。感謝です。そして嬉しいことに、次年度は20名近くの新人が仲間に加わってくれることになりました。彼らの期待に応えることができるよう、今後も尽力したいと思います。

一方、この領域では割と目立つ組織なのか、我々とは関係のないところで、様々な噂を流され、「この組織はダメになる」などという寸評を諸方面で流布されていることも知りました(この数年で広がった全国の友人達が教えてくれます)。そんな噂は屁とも思いませんが、流布する輩には「嫉妬するよりも嫉妬される人間になれ」という言葉を送りたいと思います。彼らは自分の中にある敗北感や疎外感を他者否定により払拭したいのでしょうが、そんな欺瞞に満ちた人生より、嫉妬される人生の方が断然上等ですよ。そして、長年積み上げてきた文化のある組織で、それを守り発展させようとする人間がいる限り、そう簡単には崩れない。

今の立場は任期2年であと3ヶ月ちょっとになりました。先日、後任が決まったので建設的に少しずつ仕事を引き継いでいきたいと思っています。今回、人事調整の中で多くの同僚と対話してきました。人間誰しも自分が一番大事であると思いますが、自分を大事にすると同時に自分を取り巻く環境のことも大事にするという連立方程式の解を求めてくれる同僚が少なからずいることがわかってきて、何だか安堵しています。他者感覚を有する仲間がいることが組織では不可欠です。人は一人では何もできません。そのことを経験、実感として学ぶことができた1年8ヶ月だったように思います。そんな同僚と共にあと3ヶ月ちょっと、気を抜かずにしっかりとやり抜きたいと思います。

今年もまだまだ有難い仕事が山積みなので、これが今年は最後のアップになると思います。今年一年、本当に有難うございました。それでは皆様、良いお年を!
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# by goritousan | 2016-12-13 10:43 | 徒然

さよなら夏の日

またまた久しぶりの更新になってしましました。怒濤のように押し寄せる諸事と向き合っていたら、夏が終わってました(笑)。臨床麻酔、臨床研究、教育、講演、執筆など、いろんな仕事のチャンスを頂いて本当に有難いのですが、基礎研究が院生に任せきりになっており、このままだとリサーチマインドを失ってしまいかねないので、そろそろ意地でも仕事を整理しようと思います。
人事調整もまた任務の一つですが、これは経済と同じで生き物みたいなものです。同僚や、もっと上のレベルから、人事についての提言(9割5分苦言ですが)を日々受けています。自分は善人では全くありませんし、全くワルい人間ですが、「お金」を仕事のプライオリティ上位に置いたことは全くありません。そんな中、損得勘定や損得感情からの提言が多く、困ったというより、暗澹たる気持ちになることが多くあります。特に尊敬していた同僚からこの手の要望を受けると辛いっす。
先日、一般企業の企画営業部で部下を多く抱えている幼馴染みと飲んだ時にも、そんな話になりました。仕事がパッとしない人に限って、自己評価は高く、損得で物事を決めて権利を主張してくるのは、どうも僕の周りだけではないようです。時代なのか、不景気の影響なのか。
大人はそう簡単には変わらないので、もうしばらく様々な利己主義とのお付き合いを楽しみつつ、矜持と品位を持った大人を大事にしたいと思います。
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# by goritousan | 2016-09-11 22:32 | 徒然